Netflix新作映画 「僕のミッシー」は賛否両論 —意外と面白い?下品で退屈?


Netflixの最新映画「僕のミッシー」(原題:The Wrong Missy)が5月13日からストリーミング開始された。

主演は、コメディアンのデヴィッド・スペードと、『ビッグバン☆セオリー』や『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のローレン・ラプカス

「僕のミッシー」はハワイでの社員旅行に同行するよう、理想の女性を誘ったティムがメールの送信ミスで、ブラインドデートで出会ったイカれた女と週末を過ごすハメになるコメディ映画だ。

この映画が好きか嫌か ―視聴者の反応は既に大きな隔たりがあり意見が分かれている。

©1997-2020 Netflix,Inc.

米映画批評家がこの映画をどう解釈すればよいのか…と躊躇するのは、レビューサイトRotten Tomatoesでわかるように、現在23%とかなり低評価に位置している。

米エンタメ週刊誌 Hollywood Reporterは「かなり退屈」と評し、「プロデューサーのアダム・サンドラーが、ニック・スウォードソン(ネイト役)にくだらない事を要求していることを考えたり、あるいはロブ・シュナイダー(コマント役)が、次にどんなイカれたなまりで爪痕を残すかを想像するたび、ちょっと面白いかもしれない」とレビューした上で、「ロックダウンされたNetflix視聴者は、底がついて残り物で我慢しているにもかかわらず、この新たなラインナップの追加はかなり退屈だ。」と辛口評価。

一方、米エンタメ業界誌のVarietyは「Netflixの大量消費の中で必ずしも興味をそそられるわけではないが、生意気でバカげたコメディー」と呼んだが、ローレン・ラプカスのパフォーマンスは終始称賛していた。映画レビューサイトIndieWireはこれを「ふしだらで下品。平均的だが方向性が定まらず」と中立な評価もみられた。

©1997-2020 Netflix,Inc.

少なくとも英映画誌Empireはそれを「意外と面白い」と呼んでいた。何も考えずに爆笑したい時、くだらない下ネタでB級感を味わいたい時にぴったりな映画であることは間違いなさそうだ。

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