ステイシー・ルーカイザーが制作・プロデュースするTVシリーズ「セックス/ライフ」(原題:Sex/Life)が、2021年6月25日よりNetflixで独占配信される。
同シリーズは、米作家のB・B・イーストンによる小説『44 Chapters About 4 Men』に基づき、女性のアイデンティティと欲望に迫る、刺激的なラブ・ロマンスドラマだ。
B・B・イーストンは製作総指揮にも参加しており、J・マイルズ・デイル、ラリー・ロビンスらと共同で務める。シリーズの撮影は2020年12月にカナダのミシサガで終了している。
■元カレと再燃…?! 禁断の三角関係が招く結末とは…
人生には多くの分岐点があり、私たちは日々様々な選択をし生きている。そしてその多くは後々まで影響を及ぼすものだ。もし、過去に別の決断をしていたら…?
「セックス/ライフ」は、そんな考えを巡らせたある女性とその夫、そして彼女の昔の恋人との三角関係を描いている。
ビリー・コネリー (サラ・シャヒ) は、郊外で暮らす子育て中の主婦。愛情深く頼れる夫クーパー (マイク・ヴォーゲル) と結婚してコネチカットに引っ越す以前は、親友サーシャ (マーガレット・オデット) とニューヨークに住み、仕事も遊びも全力投球の自由奔放な日々を謳歌していた。
幼い2人の子供の世話に疲れ果て、過去が懐かしくなったビリーは、大失恋に終わったセクシーな元彼ブラッド (アダム・デモス) との恋を思い出し、彼との情熱的な関係を空想し日記につづり始める。
記憶をたどるにつれ、現状への疑問をつのらせるビリー。そんな時、クーパーが彼女の日記を発見してしまう…。
ビリーの過去に関する事実は、夫婦の性生活を刺激的なものに変えるのか?
それとも、かつてビリーの心を打ち砕いた恋人とともに捨てたはずの以前の暮らしへと、彼女を引き戻すことになるのか─?
■“大人の色気”全開のキャストが視聴者をも誘惑!
■女性の視点で描く真のロマンス
2018年にイーストンの本を初めて読んだ制作者のルーカイザーは、『妻として母親として感じる、“あの頃の自分はどこへ行ったのだろう” という独身時代を懐かしむ気持ちに強く共感しました』とForbesのインタビューで語っている。
『女性の性的体験をノスタルジックに表現し、主人公がこれまでに経験した最高のセックスを思い出す瞬間に触れたい』そんな思いから作品を作り上げたという。
『男性がどんなセックスを好み、それに女性がどう応えるかがテーマではありません。これはビリーの経験に基づいたストーリーなのです。』
特に女性は、昔から “すべてを手に入れることができるか” という問題に直面することがある。ルーカイザーはシリーズを通して、『自分の中にあるあらゆる側面を楽しみ、表現してもいいことを伝えたかった』と語る。
『私たちは妻や母であると同時に、貪欲なセックスの女神でもある』と表現し、『まるでセックスは若者だけが楽しみ、次第に後回しになっていく気がします。子供に愛していると言いながら、自身の性的で自由奔放な部分を懐かしむのは、別に悪い母親ではありません。』と持論を述べた。
魅力的で肉食系なビリーを演じたサラ・シャヒは、私生活でも3児の母として奮闘中。
『このドラマは、自身の選択やアイデンティティ、そして良いことも悪いこともひっくるめて、自分が何者であるかを知り、真実と向き合う姿をテーマにしています。』とシャヒは語る。
そして、見所のひとつに女の友情についても挙げている。『ビリーとサーシャの間には、決して男性によって引き裂かれることのない強い絆を示しています。』と続けた。
では、女性はすべてを手に入れることができるのでしょうか? ─『私はすべてを手に入れたいし、妥協もしたくありません』と即答。『人生とは自分が何を求めているかを知り、それを追求することです。すべてを手に入れるということは、それなりの犠牲が伴います。』と語っている。
「セックス/ライフ」シーズン1(全8話)は、2021年6月25日よりNetflixで配信開始!作品ページ・予告編は ▶こちらから
▼原作(英語版のみ)もチェック!