ジェーン・オースティンの恋愛小説に基づくNetflix映画「説得」の製作決定!ダコタ・ジョンソンが主演に


近年ベストセラー小説による映画化ラッシュが続くNetflixは、新たに世界中で愛されるジェーン・オースティンの古典小説「説得」を映像化することを発表した。

同作では、『高慢と偏見』『エマ』『ノーサンガー・アビー』など18世紀から19世紀の中流階級に生きる女性をテーマに数々の傑作を生み出したイギリス人作家、ジェーン・オースティンの遺作である小説『説得(原題:Persuasion)』を忠実になぞる。

主演にダコタ・ジョンソンを迎え、人々に愛され続ける物語に現代的でウィットに富んだアプローチを加え、伝統に新風を吹き込む。


舞台演出家キャリー・クラックネルが、長編映画監督デビューを飾る!

▲Carrie Cracknell and Ron Bass

演劇界で高い評価を得ているキャリー・クラックネルが、本作で映画監督デビューを果たす。昨年トニー賞にノミネートされたブロードウェイ作品『シー・ウォール/ライフ(Sea Wall/A Life)』を手掛けた舞台演出家として知られている。

脚本家には、ロン・バス(『レインマン』『ベスト・フレンズ・ウェディング』)とアリス・ヴィクトリア・ウィンスロー(『Hot Spot』)が共同で執筆する。また、プロデューサーには、アンドリュー・ラザー、クリスティーナ・ヴァイス・ルーリーが名を連ねている。


現代風にアレンジされた「説得」

オースティンの死後に出版された1817年の同名小説は、過去60年間テレビや舞台などで何度も映像化されている作品だ。

米Deadlineによると、Netflix版「説得」は現代を舞台にしたモダンな構成になるという。

〈STORY〉
破産寸前の見栄っ張りな家族と暮らすアン・エリオットは、現代的な感性を持った芯のある女性。

かつて身分の低さを理由に婚約破棄した好青年フレデリック・ウェントワースが再び彼女の人生に現れたとき、過去を捨てて前に進むか、自分の心に正直になって2度目のチャンスに賭けるか、選択を迫られる…。


ショービズ界のサラブレット、ダコタ・ジョンソンが主演に抜擢!

Photo/Source:whats-on-netflix.com

父は俳優ドン・ジョンソン、母は女優メラニー・グリフィスを両親に持つ芸能一家に生まれたダコタは、近年『アワー・フレンド』や『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズの主演を務め人気を博している。

ダコタは主人公のアン・エリオットを演じ、好青年フレデリック・ウェントワース役に、コズモ・ジャーヴィス(『レディ・マクベス』『ハンターキラー 潜航せよ』)が抜擢されている。


制作状況

現在の制作状況はまだ準備段階であり、撮影は2021年5月から開始される予定だという。

リリース日についても正式に決まっていないが、2022年中の配信が期待されている。

Netflixは映画「説得」を2022年7月15日に独占配信することを発表した。

[Picture]Dakota Johnson – Picture: Getty Images

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