Netflixは、アメリカが生んだ20世紀を代表する音楽家レナード・バーンスタインの伝記映画「マエストロ」(原題:Maestro)の撮影を2021年4月より開始することを明らかにした。
同作はブラッドリー・クーパーが監督・主演を務めるほか、『スポットライト 世紀のスクープ』のプロデューサーであるジョシュ・シンガーと共同で脚本を執筆している。クーパーの監督業は『アリー/ スター誕生』以来これで2作目となる。
■製作陣のビッグネームに期待膨らむ…!
そしてこのプロジェクトには、巨匠マーティン・スコセッシ監督、スティーブン・スピルバーグ監督、そして『ジョーカー』のトッド・フィリップス監督の超豪華プロデューサーが名を連ねている。
さらに、本企画に10年以上携わってきたフレッド・バーナー(『ポロック 2人だけのアトリエ』『ロー&オーダー』)、エイミー・ダーニング(『法と秩序:組織化された犯罪』『マジックシティ 黒い楽園』)も参加しており、期待せずにはいられない最高峰クリエイターが集結している。
■「マエストロ」のプロット
ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド物語』や、アカデミー賞受賞作品『波止場』の楽曲を手掛け、作曲家であり偉大な指揮者、ピアニスト、そして教育者として活躍したレナード・バーンスタインの若き日から晩年までのキャリアを描く。
そしてバーンスタインの美しくも複雑な人生を語る上で必要不可欠である、女優フェリシア・モンテアレグレとの結婚生活を色濃く映し出していく─。
■キャスト情報
ブラッドリー・クーパー
(レナード・バーンスタイン 役)
20世紀を代表する偉大な指揮者をブラッドリー・クーパーが演じる。クーパーにとって、俳優としても監督としても初のNetflixオリジナル作品となる。
出演作:『アリー/ スター誕生』『世界にひとつのプレイブック』『ハングオーバー!』シリーズ
キャリー・マリガン
(フェリシア・モンテアレグレ 役)
バーンスタインの妻でチリ生まれの女優フェリシア・モンテアレグレをキャリー・マリガンが演じる。マリガンは批評家から絶賛されたNetflix作品『マッドバウンド 哀しき友情』以来、2作目の出演となる。
出演作:『華麗なるギャツビー』『17歳の肖像』『わたしを離さないで』
ジェレミー・ストロング
(ジョン・グルーエン 役)
ジェレミー・ストロングが、アメリカの有名な美術評論家、作家、作曲家であるジョン・ジョナス・グルーエンを演じる。1968年に出版されたバーンスタインの伝記『The Private World of Leonard Bernstein』を執筆した人物として知られている。
出演作:『サクセッション』『シカゴ7裁判』『モリーズ・ゲーム』
現段階では限られたキャストしか発表されていないが、近日中に追加発表があるだろう。
■制作状況
公式ステータスは “撮影予定” と発表しているが、情報筋によると撮影は2021年4月5日からロサンゼルスで開始することがわかっている。
理由は明らかになっていないが撮影は延期され、2022年5月より開始される予定だという。
シケリア・プロダクションズやアンブリン・エンターテインメントなどいくつかの製作会社がプロジェクトに取り組んでいる。
■リリース予報
5月に撮影が開始される予定なので配信はしばらく先になるだろう。2023年中に配信される可能性が高い。
続報をお楽しみに。