俳優業からプロデューサーや脚本家などマルチな活躍をみせるタイラー・ペリーがNetflixの新作オリジナル映画の監督・主演を務めることが明らかになった。
製作は既に2020年10月よりアトランタで開始しているが、タイトルやプロットなどの詳細はまだ発表されていない。
現在わかっているのは、物語の主人公は大学を卒業したばかりのティムというキャラクターになるという。卒業祝いの場に向かっていたティムがスピード違反で車を止められ、口論の末に銃で撃たれ逮捕されてしまう。彼とその家族が正義を求めて警察と戦う様子を描く。
クリエイターには、ペリーと並んで マーク・E・スウィントン、ミシェル・スニード、ウィル・アルー がプロデューサーとして名を連ねている。
ペリーがNetflixと提携するのはこれが初めてではない。2020年1月に配信されたスリラー映画『グレイス -消えゆく幸せ-』で監督を務め、配信後1週間で2600万回の視聴を記録し成功を収めた。この映画の注目すべき点は、クランクインからクランクアップまでたった5日間しか掛からなかったことだ。もしペリーが今取り組んでいる新作映画が、同じようなスケジュールで制作されているとしたらすでに撮影が完了している可能性がある。
ペリーは現在、2021年に配信予定となるアダム・マッケイ監督のNetflixオリジナル映画『Don’t Look Up』にも出演予定だ。Netflix以外にも制作段階にある『Sister Act 3』『Miss Granny』『I Am Yours』『Top of the Food Chain』など数多くの作品にキャスティングされている。
[Source] whats-on-netflix
[Picture]Getty Images
