Netflixは、デンマーク発のクライムドラマ「FAKE/身分偽装」(原題:The Asset)のシーズン2 制作を正式に決定した。
昨年10月27日に登場したシーズン1は、日本市場では目立ったヒットにならなかったが、海外では確かな支持を獲得し世界各国のランキングを席巻している。同社は約3ヶ月の沈黙期間を破り、1月30日に続編の制作を公式発表した。
「FAKE/身分偽装」は全6話構成の犯罪ドラマで、諜報機関の新人捜査官テアを中心に展開する物語だ。任務を遂行する一方で、彼女は組織の首謀者の恋人を救いたいという思いとの間で葛藤していった。
シーズン1は明確な区切りをもって幕を閉じたが、物語はそこで完結せずシーズン2で再び動き出すことになる──。
シーズン2で描かれる新たな展開

シーズン2の具体的なストーリーは現時点で明かされていない。しかし、制作陣によれば、これまで以上に危険度を増した“猫とネズミの攻防”が描かれるという。
コンセプチュアル・ディレクター(監督)を務めるサマノウ・エシュシュ・セールストラムは声明の中で、次のようにコメントしている。
正直、ここまでの反響は想像以上だったよ。シーズン2ではキャラクターたちの内側にもっと踏み込んでいくつもりだ。すべてがひっくり返るような展開になる。再び交錯するテアとアシュリーの世界は、新たな試練によって限界まで追い込まれていくはずだ
キャスト・スタッフ陣も続投へ

続編では、主演のクララ・デッサウやマリア・コードセン、アフシン・フィールージ、ニコラス・ブロ、ソエイル・バヴィといった主要キャストが再登場し、生き延びるためそして正義を貫く姿が描かれる予定だ。
前途したセールストラム監督は再びメガホンを取り、製作総指揮はヤコブ・ヤレク、マルタ・ムレチェク、マチルダ・アッペリンが担当。脚本チームはフレデリク・リングトヴェッドとサールストロムが率い、各話の脚本はヨハンネ・アルグレン、オスカー・ギーセ、クリスチャン・ベングトソンが執筆する。制作はProfile Picturesが手がける。
撮影は2026年にコペンハーゲンで開始されることが正式に決まっている。
Netflixが続編に踏み切った理由とは
「FAKE/身分偽装」がシーズン2更新を勝ち取った理由は明確だ。Netflixが重視する複数の指標を軒並みクリアしている。
10月の配信開始後、世界90ヶ国でTOP10入りを果たし、いずれの国でも10日以上ランクインを維持。特に更新の前提条件とも言える母国デンマークでの成績は顕著で、デンマーク国内TOP10に60日連続でランクインした。
さらに、同社が毎週公表しているウィークリーTOP10(非英語TVシリーズ)にも4週間ランクイン。総視聴時間は9,170万時間に達し、視聴完了率(CVE)では約2,050万回に相当する。年末までには累計視聴回数が2,320万回を超えたという。
シーズン1は現在Netflixで独占配信中。シーズン2は2027年の配信が見込まれている。
潜入捜査という緊張感あふれる設定と、キャラクター同士の心理的衝突で高い評価を受けた本作。続編ではその危うい均衡がさらに崩れ、より過酷な物語が描かれることになりそうだ。
続報をお楽しみに!
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