Netflixは全3話構成で贈るスペイン発の限定シリーズ「復讐を抱きし者、墓は2つ掘れ」(原題:Dos tumbas)を、2025年8月29日より独占配信スタートする。
先の読めないサスペンスに、家族ドラマ、そして復讐が絡み合う重厚な物語がこの秋の目玉作品として登場する。ベストセラー作家カルメン・モラの名を背負い、豪華キャストに支えられた本作は観る者を強烈に引き込むこと間違いなしだ。
南スペインを舞台に展開する復讐劇

物語は、親友だった2人の16歳の少女──ベロニカとマルタが小さな町で姿を消してから2年後に始まる。
証拠が不十分で容疑者逮捕の決め手もないことを理由に迷宮入り。だが少女のひとりの祖母イサベル(キティ・マンベール)は、もう何も失うものはないと、法の枠を超えて自ら調査を行うことを決意する。




─あの夜、いったい孫娘に何が起こったのか?真実を知るためなら手段を辞さないイサベルの犯人捜しは、やがて復讐の物語へと姿を変えていく。
舞台はコスタ・デル・ソルとアンダルシアの美しい白い村々。南部の光り輝く風景と、闇に満ちた物語が鮮烈なコントラストを描き出す。
全3話という濃縮された構成で、監督は『エリート』『ザ・レイジ 果てしなき怒り』といったサスペンス演出に定評のあるキケ・マイーヨが務める。
スペインを代表する俳優陣が勢ぞろい!
スペイン映画・ドラマ界で名を馳せる俳優たちが一堂に会し、物語に深みと迫力を与えている。中でも、Netflixのヒット作『ペーパー・ハウス』の出演者が再会を果たし意気の合った演技を披露する。

- キティ・マンベール(『抱擁のかけら』『神経衰弱ぎりぎりの女たち』『Mamacruz』)
失踪した孫の行方を追う強靭な祖母 イサベル役に扮する - アルバロ・モルテ(『ペーパー・ハウス』の教授役で世界的に知られる)
- ホヴィク・ケウチケリアン(『ペーパー・ハウス』の強盗団一味 ボゴタ役として知られる)
そのほか、サルバ・レイナ、ナディア・ビラプラーナ、ジョアン・ソレ、ソエ・アルナオ、ノンナ・カルドネル、カルロス・ショルツ らが脇を固める。
この秋、見逃せない注目ポイント
「復讐を抱きし者、墓は2つ掘れ」は 2025年8月29日 よりNetflixで配信スタート。夏の終わりを告げ、スリラーとサスペンスに満ちた秋の到来を告げる作品になるだろう。
なぜ秋の注目作になり得るのか──そこにはいくつもの要素が隠されている。
まずは、ベストセラー作家カルメン・モラの名。確かな脚本と予測不能な展開を保証している。さらに全3話という短さながら目が離せない展開でイッキ見必至。加えて、祖母が主人公という異色の設定はNetflix作品の中でも強烈な個性を放っている。極め付けは国内外で名を馳せる豪華キャストの競演は、期待値を押し上げる秋ドラマの大本命だ。
原作はベストセラー作家の新作!─Netflixで描かれるカルメン・モラの世界
スペインでは文学界のヒットメーカーとして知られる〈カルメン・モラ〉が制作を手掛ける。〈カルメン・モラ〉の正体──実際は “ペンネーム”であり、アグスティン・マルティネス、ホルヘ・ディアス、アントニオ・メルセロの3人が共同制作する作家ユニットだ。
本作では、原作・企画をアグスティン・マルティネス、脚本をホルヘ・ディアスとアントニオ・メルセロが担当している。
マルティネスは次のように見どころを語っている。
『これまで脇役に留まることの多かった存在を主人公とした復讐劇だ。Netflixのようなプラットフォームだからこそ描ける点も大きい。孫の喪失に正義を求めて何でもやり抜く祖母の物語は、感情のうねりと次々に訪れる意外な展開が魅力なんだ。キティ・マンベール、アルバロ・モルテ、ホヴィク・ケウチケリアンが演じるキャラクターを生き生きと描くことができ、執筆していて本当に楽しかった』
〈カルメン・モラ〉はプラネタ賞など文学賞も受賞しており、特にスペイン語圏での人気が高い。日本ではまだ翻訳作品が少なく認知度は低いが、Netflixでの映像化を機に一気に注目株となるだろう。
音楽はマルク・ティモン、撮影監督はロマン・マルティネス・デ・ブホ。二人の手によって、緊張感に満ちた没入型の世界が作り上げられている。
撮影は“スペインで最も美しい村”に選出されたフリヒリアナや、ネルハ、トロックスなど実在の場所で敢行。アンダルシア州らしい風景美がリアリティを引き立てている。
限定シリーズ「復讐を抱きし者、墓は2つ掘れ」(原題:Dos tumbas)は、2025年8月29日よりNetflixで独占配信開始。
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