Netflixは、近年需要の大きいアジア・カタログの拡大に向け、モーリーン・グーのヤングアダルト小説「I Believe In A Thing Called Love(原題)」の長編映画を制作することを発表した。
ここでは映画のキャスト、プロットから制作状況まで、現在わかっている最新情報を紹介。
■イ・ビョンホンもプロデュースに参加!
脚本は、Netflix『デュードが僕を強くした』シリーズの制作に参加したユーリン・クアンが執筆。著者のモーリーン・グーは製作総指揮として関わっている。
さらに、出演者のイ・ビョンホンは、メアリー・リー (A-Major Media)、チャールズ・パク (BH Entertainment) と共にプロデュースにも携わる。
モーリーン・グーは、『Netflixと運命の出会いを果たしました!』と興奮を語り、『この強力な製作チームは、期待できること間違いなしです。』と意気込みをみせている。
メアリー・リーは、青春時代に愛読していた小説だったことを明かし『人生は思うようにいかないことを学んでいく少女の目を通して、魅力ある韓国ドラマの世界を巧みに描き出している』と小説を絶賛。『ユーリンこそ、その世界を映画化するにふさわしい人物です。視聴者にデシーの魅力をお届けするのが楽しみです』とアピールした。
■韓国ドラマの面白さが詰まった、爽やかで愛らしいロマンス
前述のとおり、本作は2015年に出版されたモーリーン・グーのロマンス小説「I Believe In A Thing Called Love」に基づいてストーリーが展開されていく。
主人公のデシ―は、成績優秀な高校3年生。韓国の恋愛ドラマの法則を利用し彼氏をゲットしようと奮闘する姿を描いている。
そんなデシ―は一度も彼氏ができたことのない、不器用で恥ずかしがり屋な女の子。数々の失敗談は友人からも伝説として語り継がれる始末…。
ある日、史上最もホットな男子がデシ―の前に現れたとき事態は急転。彼女の父親が何年も前から夢中になっていた “韓国ドラマ” から恋愛の指針を見出すのだ。そこで目にしたのは、不幸なヒロインが最終話までに必ず真実の愛を手に入れるといったもの。
『韓流ドラマのルール』を胸に刻み意中の彼へアプローチするも、現実の恋愛はドラマのようにいくはずもなく…。
■キャスト情報
デシーの父親役にイ・ビョンホンが出演することが明らかになった。
これまで、『マグニフィセント・セブン』『G.I.ジョー』シリーズ、『REDリターンズ』『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』などのヒット作に出演し、世界を股に掛けて活躍している。
主人公のデシーの配役は現在のところ発表されていない。
■制作状況
現在、企画・開発中の段階で、撮影時期などは明らかになっていない。
2022年の配信に向け、制作が進むことが期待されている。
ちなみにNetflixは、モーリーン・グーによる別の小説『Somewhere Only We Know (原題)』の権利も獲得しており、長編映画化が決定している。
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