ザック・スナイダー脚本・製作・監督の映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」(原題:Army of the Dead) は、2021年夏の超大作として設定されている注目タイトルのひとつ。いよいよ2021年5月21日にNetflixで独占配信される。
このゾンビアクション映画は、当初ワーナー・ブラザーズが配給権を獲得していたが最終的にNetflixに移行。9,000万ドルの予算を投じザック・スナイダーと再びパートナーを組んだ。
製作陣にはジョビー・ハロルド(『キング・アーサー』)とシェイ・ハッテン(『ジョン・ウィック:パラベラム』)がスナイダーと共同で脚本を執筆している。プロデューサーにはスナイダーとデボラ・スナイダー、ウェズリー・コラーが名を連ねている。
■肉弾戦!銃撃戦!大爆発!傭兵集団 vs 大量ゾンビ軍団の壮絶なバトルが開幕
ある日突如ゾンビが大量発生!多くの犠牲を払いながらも、ラスベガスにゾンビを隔離することに成功した人類。
ゾンビとの死闘の後、静かに暮らしていた主人公スコットは謎の男の依頼によってラスベガス地下の巨大金庫に眠る大金を狙うべく、ゾンビだらけの超危険エリアへ侵入するという《史上最大の強盗計画》に挑むことに。
凄腕のクセ者たちを集めたスコットたち傭兵集団は、ラスベガスを埋め尽くすゾンビ軍団を倒し、究極の一攫千金を掴むことはできるのか─!?
■現代のゾンビはスピーディーで機敏な動き!
傭兵と対等に渡り合う体術さえ繰り出すゾンビを倒す方法は!?
ゾンビ軍団を統率して率いる、屈強な肉体と高い知能を併せ持った“ゼウス”と呼ばれる首領ゾンビや、奇抜な見た目をした“クイーン”、そしてゾンビと化したトラの“ゾンビタイガー”など、インパクト抜群の進化型ゾンビも続々登場。
果たして、クセ者ぞろいの傭兵集団 vs 大量ゾンビ軍団の対決の行方は?そして、傭兵たちの生死を賭けた強盗計画の結末はいかに!
■国際色豊かな豪華キャストが集結!
スコット・ウォード 役 ────────── デイヴ・バウティスタ 🇺🇸 出演作:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『007 スペクター』 | |
ケイト・ウォード 役 ────────── エラ・パーネル 🇬🇧 出演作:『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』『わたしを離さないで』『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』 | |
ブライ・タナカ 役 ────────── 真田 広之 🇯🇵 出演作:『たそがれ清兵衛』『サンシャイン 2057』『ウルヴァリン: SAMURAI』 | |
ルドウィック・ディーター 役 ────────── マティアス・シュヴァイクホファー 🇩🇪 出演作:『ユー・アー・ウォンテッド』『The Most Beautiful Day』『The Manny』 | |
クルス 役 ────────── アナ・デ・ラ・レゲラ 🇲🇽 出演作:『ナチョ・リブレ 覆面の神様』『ナルコス』『Eastbound & Down』 | |
ヴァンデルローエ 役 ────────── オマリ・ハードウィック 🇺🇸 出演作:『キック・アス』『POWER/パワー』『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』 | |
マイキー・グーズマン 役 ────────── ラウル・カスティーリョ 🇺🇸 出演作:『ユニークライフ』『運命の7秒』『We the Animals』 | |
リリー 役 ────────── ノラ・アルネゼデール 🇫🇷 出演作:『幸せはシャンソニア劇場から』『デンジャラス・ラン』『ザ・ワーズ 盗まれた人生』 | |
マーティン 役 ────────── ギャレット・ディラハント 🇺🇸 出演作:『それでも夜は明ける』『ノーカントリー』『デッドウッド 〜銃とSEXとワイルドタウン』 | |
チェンバーズ 役 ────────── サマンサ・ウィン 🇨🇦 出演作:『ワンダーウーマン』『ジャスティス・リーグ』『モータルコンバット: レガシー』 | |
バート・カミングス 役 ────────── テオ・ロッシ 🇺🇸 出演作:『ルーク・ケイジ』『サンズ・オブ・アナーキー』『Lowriders』 | |
マリアンヌ・ピーターズ 役 ────────── ティグ・ノタロ 🇺🇸 出演作:『One Mississippi』『インスタント・ファミリー 〜本当の家族見つけました〜』『恋するブロンド・キャスター』 |
■これは『ドーン・オブ・ザ・デッド』の続編?
本作のコンセプトは、ザック・スナイダー監督のゾンビ映画『ドーン・オブ・ザ・デッド』の続編を構想したものと言われているが果たして─。
スナイダー監督によると、プロジェクトが立ち上がった当初は、“『ニューヨーク1997』にインスパイアされたストーリー” として製作が進められたという。その他にも参考にしたソースに『エイリアン』『遊星からの物体X』『猿の惑星』の作品が挙がっている。最終的に『ドーン・オブ・ザ・デッド』と同じゾンビ世界を舞台にしてはいるが、プロットは全く異なるものになった。
このジャンルにおける映画は一種の社会批判の手段であると考えるスナイダーは、ホラー、SF、アクションの要素に織り交ぜ、より想像力に富んだオリジナリティ溢れる構成に仕上げている。
■リリース情報
撮影は、2019年7月15日に始まり同年10月27日に終了。壮大なロケーションは、カリフォルニア州ロサンゼルスとニューメキシコ州アルバーカーキにまで広がっている。
このプロジェクトを長く追っている人なら、映画化が2004年から企画開発されていることを知っているだろう。2010年にマティス・バン・ヘイニンゲン・Jr.(『遊星からの物体X ファーストコンタクト』)が監督として参加しているが、失敗に終わった。その後、バトンを受け継いだザック・スナイダーだったが出演者のクリス・デリアが未成年へのセクハラ疑惑が浮上し降板。ティグ・ノタロが後任としてキャスティングされている。
配信まで長い間温められてきた「アーミー・オブ・ザ・デッド」。待望のリリースは2021年5月21日に決定!
予告編・作品ページは ▶︎こちらから。
■「アーミー・オブ・ザ・デッド」の世界は続く…
本作の前日譚映画となる『Army of the Dead – Meanwhile In… Germany(仮題)』が、近い将来Netflixに登場する。
物語はルドウィック・ディーター役を務めた、ドイツ人俳優のマティアス・シュヴァイクホファーが監督・主演を務める。ご明察のとおりこれはルドウィック・ディーターに焦点を当てたストーリーになる。
シュヴァイクホファーは、『ザック・スナイダーを中心とした素晴らしいアンサンブルの魅力的なプロジェクトに関わることができて、大変光栄です。』と語り、一段と違ったレベルで製作が進められていることを報告している。撮影は2020年10月から12月にかけて行われた。
そして、ゾンビ計画はアニメシリーズにも波及。「Army of the Dead: Lost Vegas(原題)」では、ラスベガスで最初にゾンビが大量発生したときに立ち向かったスコットとレスキュー隊の始まりを描く。
デイヴ・バウティスタをはじめとする本作の出演者がアニメにも再登場し、新たな「アーミー・オブ・ザ・デッド」の世界に魅力的な声を吹き込む。
続報をお楽しみに!