Netflixは、ハリウッドのカメレオン俳優トム・ハーディー(『ヴェノム』『ダンケルク』『ダークナイト ライジング』)が主演&プロデュースする新作映画「Havoc(原題)」の製作を発表した。
メガホンを取るのは『ギャング・オブ・ロンドン』『ザ・レイド』で知られるギャレス・エヴァンスが監督・脚本を務める。Netflixとエヴァンスはクリエイティブパートナーシップを締結しており、今後数年にわたりNetflix向けに映画を監督、プロデュースする。「Havoc」は、この契約のもとで製作される最初の長編映画となる。
プロデューサーには、ギャレス・エヴァンス (One More One Productions)、エド・タルファン (Severn Screen)、アラム・ターツァキアン (XYZ Films) らが名を連ねており、主演のトム・ハーディーも参加する。
■プロットは?
Netflixの公式概要は以下のとおり。
麻薬取引が失敗に終わった後、ある政治家の絶縁状態にある息子を救出するために、傷ついた刑事は犯罪者たちの牛耳る地下社会で戦い抜くことを強いられる。
街全体を覆う汚職と陰謀の深い闇を暴きながら…。
エヴァンス監督は、インドネシアの武術 “プンチャック・シラット” を世界的な映画の舞台に登場させた先駆者であり、インドネシア発の犯罪アクション映画を数多く手掛けてきた。「Havoc」の詳細は未だ明かされていないが、完全オリジナル脚本の犯罪ドラマとなっており、ユニークな方法で物語に息を吹き込むことが期待される。
■キャストは?
現在、出演者はトム・ハーディのみが発表されている。彼は前途した“傷ついた刑事” 役を演じる予定だ。
■制作状況は?
米Production Weeklyによると、2021年6月下旬から制作を開始するスケジュールが組まれている。撮影は主にイギリスのウェールズで行われる予定。
■配信はいつ?
2021年6月からの制作を考えると年内の配信は難しいでしょう。2022年の配信になる可能性が高い。
[Thumbnail] Tom Hardy – Picture: Getty Images