恐怖の監禁スリラー「汚れなき子」が限定シリーズでNetflixに登場!─キャスト、プロット、リリース情報


ドイツ発のリミテッドシリーズ「汚れなき子」(原題:Dear Child)が、2023年9月7日より配信開始される。

同作は、ドイツ人作家 ロミー・ハウスマン が2019年に発表した小説『汚れなき子』を原作とした、全6話構成のスリラードラマ。

脚本は、イザベル・クレーフェルド(『オスカー・ワイルドのカンタベリー城と秘密の扉』)がユリアン・ペルクセン(『明日吹く風』)と共同で執筆し、さらに監督も共同で勤めている。プロデューサーは、トム・シュピース、フリードリヒ・ウトカーが名を連ね、制作会社はConstantin Televisionが担当する。


犯人は誰…?謎、混乱、サスペンス要素が絶えずつきまとうエピソードに目が離せない!

[Source Images] ©︎ 1997-2023 Netflix,Inc.

厳重に施錠された家で、2人の子供たち(ハンナとヨナタン)と共に暮らすレナ。

外界から隔絶された3人は、きっちりと決められた時間に食事をとり、用を足し、就寝する。そして、“彼”が部屋に入ってくるとすぐに、1列に並んで手のひらを見せるのだ。

そんな、“彼”の言いなりになるしかない日々を送るレナであったが、ある日脱走に成功。しかし生死の境をさまようほどの交通事故に遭ったレナは、ハナに付き添われ入院することになるのだった…。

この物語は、従来のサスペンスのエンディング、つまり“贖罪”から始まる。本当の悪夢とは、この事故の夜にレナの両親が病院に現れ、行方不明になった娘を13年近く必死に捜し続けていたという事実が明らかになったことだった。


様な雰囲気漂う場面写真が公開!

[Source Images] ©︎ 1997-2023 Netflix,Inc.

登場人物・キャスト情報

キム・リードル(レナ 役)、ナイラ・シューバース(ハンナ 役)、サミー・シュレイン(ヨナタン 役)、ハンス・レーヴ(ゲルト 役)、ヘイリー・ルイーズ・ジョーンズ(アイダ・クルト 役)、ユストゥス・フォン・ドナーニー(マティアス 役)、ジュリカ・ジェンキンス(カリン 役)、クリスチャン・ベールマン、セラフィナ・マリア・シュヴァイガー、ウーズグール・カラデニス


原作は本に基づいている?

これはドイツ人作家ロミー・ハウスマンの世界的ベストセラー小説『汚れなき子』(原題:Liebes Kind)に基づいた初の映像化だ。

監督兼脚本家のイザベル・クレーフェルドはNetflixにこう語っている。
『一晩でこの本を読んだとき、頭の中にストーリー全体が鮮明に浮かび、一気に心を奪われたわ。この物語は参加者それぞれの視点から語られ、視点が何度も変わる…その結果、観客はエキサイティングなゲームへ参加するように、パズルを足し組み立てることができる。直接的にも間接的にも多くの犠牲者を出した犯罪物語なのです』

一方、自書がドラマ化されることについて、著者のハウスマンは『本で描かれることがたくさん出てくるが、同時にまったくの新しさを感じる』と述べている。
『例えば、新キャラクター(警察官のアイダ・クルト)が登場するけど、彼女は加害者のイメージとは正反対の生き方をしているから、見ていて本当に刺激を受けた。繊細で、信じられないほどよく描かれている。なぜ思いつかなかったんだろう?』とドラマ版ならではのエピソードを披露している。


「汚れなき子」は実話に基づいている?

この物語はフィクションだ。

別のインタビューでハウスマンは、執筆方法について明かしている。

『誰にも信じてもらえなさそうだけど、私は筋書きを立てないの…。ただ最初の前提を設定し、キャラクターを可能な限り明確にする。そして、このキャラクターは次にどう行動すべきか、何が現実的か、特に“この状況で私ならどう行動するだろうか”と何度も自問自答しながら書き始めるの』


舞台はどこ?撮影場所は?

このシリーズの舞台はドイツだ。撮影の大半も当該地域で行われたという。

プロデューサーのフリードリヒ・ウトカーによると、制作スタジオは自身のアパートから徒歩5分の位置にあり、チームのほとんどのメンバーがその周辺に住んでいたそうだ。

『隣には、タバコや医薬品を製造していた小さな工業団地がある。あの地下室はそこで作られたんだ。それがケルンとその周辺地域、つまり広い意味でのノルトライン=ヴェストファーレン州なんだ』と述べ、『ヴッパータールやベルギーの海辺でも撮影したし、レムシャイトやボンでも撮影している』と広範囲にわたる撮影であったことを付け加えている。


楽曲情報

アカデミー作曲賞を2度受賞しているアルゼンチン人作曲家 グスターボ・サンタオラヤ が「汚れなき子」のサウンドトラックを作曲している。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(『バベル』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『レヴェナント: 蘇えりし者』)とよくコラボレートしており、昨年はNetflixのダークコメディ映画『家をめぐる3つの物語』の音楽を担当した。

「汚れなき子」のサウンドトラックを聴きたい?Spotifyでチェック!


リリース情報

リミテッドシリーズ「汚れなき子」(全6話)は、2023年9月7日より配信開始。

作品ページ・予告編は▶︎こちらから

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