アイデンティティの探求を描いたスペイン発のスリラーTVシリーズ「Alma/アルマ」が、2022年8月19日よりNetflixで独占配信される。
『マローボーン家の掟』や『永遠のこどもたち』の脚本家で知られるセルヒオ・G・サンチェスが手掛ける同シリーズは、心理的恐怖を大量に盛り込みながらも人々にカタルシスの作用を引き起こすという、現実の枠を超えたストーリー展開が描かれている。
■記憶喪失の少女アルマの物語
クラスメイトのほとんどが命を落としたバス事故。生き残ったアルマは病院で目を覚ますが、何が起こったのか、自分自身の過去についてさえ何一つ思い出せない…。
自宅は身に覚えのない思い出で溢れ、やがて記憶障害とトラウマが引き起こす夜驚症と不可解な幻影に悩まされる。
アルマは他人としか思えない両親や友人の力を借り、事故にまつわる謎を解き明かし、自分自身を取り戻す戦いに身を投じるのだった─。
実体験に基づいた悲劇を描く
2008年、映画『永遠のこどもたち』でゴヤ賞脚本賞を受賞したサンチェスは、本作で脚本家兼監督を務める。
『(ティーンが活躍する)エリートやストレンジャー・シングスとはまた一味違った作品』と説明し、『ファンタジックな要素を含みながら、現実に根ざした深い感動を与えてくれるでしょう。これほどまでにキャラクターの本質に迫るシリーズはそうないはずだ』と見どころを語っている。
アルマの物語は、16年前に事故に遭い “奇跡的に生還した” サンチェスの個人的な体験に基づいているという。当時、走行中に氷塊へ衝突しそのまま線路へ12メートル落下するという大事故を起こしている。その後、4ヶ月間入院し厳しいリハビリに直面したそうだ。
■スペイン出身の若手俳優がズラリ!メインキャスト一挙紹介
恐怖と強い感情移入を引き起こすキャラクターたちをみてみましょう。
■ファーストルック公開
“エモーショナル・ホラー” という名の、性的虐待、アイデンティティ、メンタルヘルス、喪失、トラウマ、悲しみといった感情が劇中に散りばめられている。
■リリース情報
「Alma/アルマ」シーズン1 は全10話(各50分)のエピソード構成で、2022年8月19日よりNetflixで独占配信開始。
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