日本でも隠れた人気を誇る「ダイナスティ」が、シーズン5で終了することが分かった。
80年代米国で大ヒットしたメロドラマのリブート版として2017年にデビューした「ダイナスティ」は、米CW局で放送され、世界的にはNetflixがライセンスを持っている。
CWは今春、解約ラッシュで多くの人気番組がキャンセルされており残念ながら同番組も含まれる。
米Deadlineによると 視聴率低迷が主なキャンセル理由で、更新を勝ち取るには不十分な立場にあったようだ。以前から、CWのTVシリーズの中でも特に更新が危ぶまれる作品のひとつであったが、ここまで更新されてきたのは Netflixとの契約を通じてCBSスタジオにもたらす資金が動機になっていたと言われている。
↑ちなみに80年代のオリジナル版は、米ABC局で〈全9シーズン〉放送された。
本作には、オリジナル版のクリエイターであるエスター・シャピロ&リチャード・シャピロ夫妻が製作に参加しており、『ゴシップガール』のクリエイター、ジョシュ・シュワルツ&ステファニー・サヴェージと、『リベンジ』の脚本家サリー・パトリックと共に、〈新旧〉夢のタッグが実現し話題となった。
やむ無く最終章となったシーズン5は、現在米国で放送中だ。全22話のエピソードで、最終回(放送日未定)は9月末に迎える予定だ。
Netflixへは、CWでフィナーレを飾った後(10日前後)に投下されるためもう暫く待つ必要がある。
「ダイナスティ」▶︎視聴する 80年代米国で大ヒットしたメロドラマが、舞台を現代に移して蘇る。2つの大富豪一族、キャリントン家とコルビー家が、富や権力、名声をめぐり火花を散らす。 |