アニメの実写化は長年にわたり多くのヒット作と失敗作を生み、常に賛否両論が渦巻く話題である。

現在Netflixで製作中のタイトルも、熱狂的なファンを持つアニメがズラリと並び、配信前から様々な声が飛び交い盛り上がっている。ここでは、2022年以降にNetflixで制作・配信されるアニメの実写化作品を一挙紹介。この中に、誰が観ても面白い最高傑作が誕生するかも─？！

■今際の国のアリス（シーズン2）

シーズン2｜エピソード：未定｜配信時間：各50分
出演者：山﨑賢人、土屋太鳳、村上虹郎、三吉彩花、桜田通ほか
Netflix配信日：2022年12月

アニメ/漫画の実写化としては、Netflixの中でも群を抜き評判が良いのが「今際の国のアリス」である。先日シーズン2のクランクアップを迎え、2022年12月の配信に向け編集作業が進められている。

物語は、人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界 “今際の国” で共に信頼を築き、命懸けの“げぇむ”に挑む姿を描いている。

■アバター伝説の少年アン（シーズン1）

シーズン 1｜エピソード：8話
出演者：ゴードン・コーミエ、キアワンティオ、イアン・オウズリー、ダラス・リウ
Netflix配信日：2022年後半〜2023年（推定）

1話あたり1500万ドル、シーズン1だけで総額1億2000万ドルの製作費が投じられている、Netflixの中でもケタ違いの超大作のひとつだ。現在バンクーバーを中心に撮影中で、2022年6月まで行われる予定だという。

米国では2000年代に最も愛されたアニメであり、実写化の制作にはすでに賛否両論の意見が散見…。期待と不安が入り交じるのは、注目度の高い作品の宿命でもあるだろう。

物語は、〈水〉〈土〉〈火〉〈気〉の4つの国が舞台の冒険アドベンチャー。各国には、それぞれ技を操る『ベンダー（使い手）』が存在し、4つの技を全て使いこなす『アバター』と呼ばれる唯一の者がいた。アバターの後継人である12歳の少年アンは、世界に平和を取り戻すべく長い旅を始めるのだった。

シーズン 1｜エピソード：10話
出演者：イニャキ・ゴドイ、新田真剣佑、エミリー・ラッド、ジェイコブ・ギブソン、タズ・スカイラー
Netflix配信日：未定

「アバター」と同様に、尾田栄一郎の愛すべき海賊アニメ「ワンピース」の実写化には多くの期待が寄せられている。

このプロジェクトには、尾田自身も深く関わっておりクリエイティブな決定の多くは、実行に移す前にまず彼の手に委ねられるという。つまり、他の人気漫画やアニメの実写化とは異なり、このシリーズは作者の創造的なビジョンによって推進されているのだ。

シーズン 1｜エピソード数：未定
出演者：未定
Netflix配信日：未定

ハリウッドでも数少ない実写化の成功を収めた映画といえば『名探偵ピカチュウ』だ。興行的にも批評家の評価も高く、ポケモンの実写コンテンツに対する可能性を示した。

このシリーズはまだ企画・開発の初期段階にあるため、詳細は明らかになっていないが、ポケモン史上初めて実写でアッシュ（サトシ）を見ることができるだろう。

シーズン 1｜エピソード数：未定
出演者：未定
Netflix配信日：未定

現時点でキャストは発表されていないが、すでにアジアの俳優を中心にキャスティングが行われているとの報道がある。

物語は、1万人のプレイヤーが体験できる仮想空間 VRMMORPG《ソードアート・オンライン》を舞台に、プレイヤーの一人であるキリトが世界を満喫する様子を描いている。しかしある日、ゲームマスターがクリアするまで脱出不能と宣言すると事態は思わぬ方向へ…。

シーズン 1｜エピソード数：未定
出演者：北村匠海
Netflix配信日：2023年12月

1990年代を代表するアニメのひとつ「幽☆遊☆白書」の実写版を楽しみにしているファンは多いだろう。

撮影は東京で2021年7月より開始し、既に終了している。現在は2023年のリリースに向けポストプロダクションの段階にあるはずだ。