Netflix、1億ドルのコロナウイルス救援資金を提供


劇場は閉鎖されコンサートは無期限に延期されるかもしれない中、エンターテインメント事業の中で好調なのはテレビだ。政府命令により世界中で数週間に渡る隔離を乗り切るため、ストリーミングサービスに目を向け始めているのだ。Netflixは20日、停止状態にある業界を支援する計画を発表した。

チーフクリエイティブオフィサーのTed Sarandos氏は同社のブログで、「コロナウイルス救済のために1億ドルの基金を設立する予定だ」と述べた。基金の大部分は、仕事を中断しなければならなかった(撮影または開発)プロダクションの従業員を支援するために使われる。また、基金の1500万ドルが第三者と非営利団体にも送られ、生産拠点を持つ国で失業中のクルーとキャストに対して緊急援助を提供することを発表した。

(以下、ブログ記事抜粋)

COVID-19の危機は、クリエイティブ業界を含む多くの業界に打撃を与えている。テレビや映画の制作はほとんどの国で中止され、何十万人ものスタッフやキャストが職を失っているのだ。この中には電気技師、大工、運転手なども含まれ、その多くは時間給でプロジェクトごとに仕事をしている。

政府が経済的支援の提供を検討中である今だからこそ、この困難な時期を通して彼らを支援したいと思っている。一時停止を余儀なくされ、すでに契約していたクルーたちには2週間分の支払いを追加する予定だ。

また、自分たちの作品の制作者を支援するだけでなく、より広範に映画やテレビ業界へも支援したいと考えている。
SAG-AFTRA Covid-19災害基金、米映画・TV基金および俳優基金緊急援助にそれぞれ100万ドル、そしてAFCと芸術基金に100万ドルを寄付する。海外団体への寄付の詳細は来週発表予定だ。

[参照記事] theplaylist.net

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