イギリスのTVドラマ『アンフォーギヴン 記憶の扉』をベースに映画化した「消えない罪」(原題:The Unforgivable)が、2021年12月10日よりNetflixで配信開始される。
主演は、8,900万人に視聴されたNetflix映画『バード・ボックス』でおなじみのサンドラ・ブロックだ。この冬、Netflixでリリースされる最大のオリジナル作品のひとつになることは間違いなく、ここではプロット、キャスト、リリース日など、知っておくべき最新情報を紹介している。
■数々の映画賞受賞した製作陣が集結!
「消えない罪」のメガホンを取るのは、ドイツを拠点に活躍するノラ・フィングシャイト監督が務める。彼女のデビュー作『システム・クラッシャー 家に帰りたい』は、2019年ベルリン国際映画祭でプレミア上映され、銀熊賞の一部門であるアルフレッド・バウアー賞を受賞。その後、同作は24もの国際的な映画賞を受賞し、2020年アカデミー賞ドイツ代表作品に選ばれた今勢いのある若手クリエイターだ。
そして、脚本はアカデミー賞受賞のクリストファー・マッカリー(『ユージュアル・サスペクツ』『ミッション: インポッシブル/ローグネイション』)が、英国アカデミー賞にノミネートされた3話構成のミニシリーズ『アンフォーギヴン 記憶の扉』をベースに脚色を担当している。
プロデューサーは、『ディパーテッド』などアカデミー賞受賞を誇るGK Filmsのグレアム・キング、Fortis Filmsのブロック、およびConstruction Filmのヴェロニカ・フェレらが名を連ねている。
当初グレアム・キングは、プロジェクトが立ち上がった2010年にアンジェリーナ・ジョリーに主役をオファーしていたそうだ。最終的に契約は成立しなかったが、このプロジェクトは出演者だけでなくさまざまな脚本家や監督に渡っていったことで知られている。
■刑期を終えても、世間は過去を許してくれない…。圧倒的リアリティに満ちた重厚な人間ドラマ
暴力犯罪の刑に服した後、刑務所から出所したルース・スレイター(サンドラ・ブロック)は再び社会に戻るが、そこは過去の罪を許さぬ世界だった…。
かつて故郷と呼んだ地では厳しい批判に遭い、ルースに残された唯一の罪をつぐなう望みは、しかたなく置き去りにして離れ離れになった妹を見つけることだけ。
果たして、ルースと妹の人生は再び交わることができるのか─?
■観る者を引き込むスターの演技合戦に注目!
サンドラ・ブロックにとっては、2018年『バード・ボックス』以来のNetflix作品への出演だ。また、『Marvel デアデビル』に出演したジョン・バーンサルとヴィンセント・ドノフリオもNetflix作品の常連の顔ぶれとなる。
(写真左から)
- ルース・スレイター 役
サンドラ・ブロック(『デンジャラス・ビューティー』『ゼロ・グラビティ』『スピード』) - リズ・イングラム 役
ヴィオラ・デイヴィス(『ヘルプ 心がつなぐストーリー』『スーサイド・スクワッド』) - ヴィンセント・クロス 役
ロブ・モーガン(『マッドバウンド 哀しき友情』『ストレンジャー・シングス』) - キャサリン・マルコム 役
アシュリン・フランチオージ(『ナイチンゲール』『THE FALL 警視ステラ・ギブソン』)
その他、ジョン・イングラム 役にヴィンセント・ドノフリオ、マイケル・マルコム 役にリチャード・トーマス、レイチェル・マルコム 役にリンダ・エモンド、ブレイク 役にジョン・バーンサル がキャスティングされている。
■リリース情報
制作は2020年2月3日にスタートしたが、パンデミックの影響で撮影は中断し最終的に2020年10月7日にクランクアップを迎えた。撮影は、カナダのブリティッシュコロンビア州のバンクーバーとコキットラムを中心に行われた。
「消えない罪」の上映時間は112分。R指定作品となる。
また、Netflixでの配信に先立ち2021年11月26日から一部の劇場で公開予定だ。
〈2021年12月10日配信開始!〉 「消えない罪」▶︎作品ページへ 刑期を終えても、世間は過去を許してくれない…。せめてもの罪滅ぼしにと、女(サンドラ・ブロック)は、置き去りにしてしまい離れ離れになった妹を捜し始める。 |