Netflixは、ドラマ『13の理由』のショーランナー・脚本家・プロデューサーであるブライアン・ヨーキーと再びタッグを組み、スリル満点のTVシリーズ「エコーズ」(原題:Echoes)の製作を発表した。
同シリーズは、“双子の入れ替わり” というテーマの基、ダークなひねりを効かせたサイコロジカル・スリラーとなっている。
脚本はオーストラリアの作家ヴァネッサ・ゲイジー(『エデン』『Highway』『Shiloh』)が執筆し、制作も兼任する。さらにゲイジーは、ブライアン・ヨーキーとクイントン・ピープルズ(『13の理由』『ランナウェイズ』『ザ・ラストシップ』)と共にシリーズのショーランナーを務める。
ゲイジーは、米Deadlineの取材で『テレビ界において新しい女性の声を育てるために立ち上がったプロジェクト』と述べ、番組が世界中に届くことへの興奮を語っている。
製作総指揮には、シリーズの企画・開発者であるイモージェン・バンクスが担う。
■プロット
危険な秘密を共有する一卵性の双子、レニとジーナを描いた物語。
2人は子供の頃から密かに人生を入れ替え、大人になってからも二重生活を送っていた。
2つの家、2人の夫、1人の子供を共有しながら過ごしていたが、ある日片方が行方不明になったことでこれまで完璧に仕組まれた世界がすべて崩壊してしまう─。
■キャスト
キャストの第一弾が発表された。
(写真左から)双子のレニ&ジーナを演じるのは、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』『メシア』『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』で知られるミシェル・モナハン。
次に、米ドラマ『ホワイトカラー』のニール役でブレイクしたマット・ボマーがジャック・ベック役を務める。昨年はNetflix映画『ボーイズ・イン・ザ・バンド』で好演している。
チャーリー・ダベンポート役には、ダニエル・サンジャタ(『POWER/パワー ブックII:ゴースト』『MANIFEST/マニフェスト』)が決まっている。
ボマーは、自身のキャラクターについて次のように明かしている。
彼は情熱的で、愛すべき父親だ。代々受け継いできた土地で獣医の診療所と農場を経営する成功者でもある。
しかし、突如自分の奥さんが謎の失踪を遂げたとき、彼女の知られざる秘密が次々と表面化していくんだ。
最も失うものが大きいのはジャックの方だと思うよ。
■制作状況
米Production Weekly(1253号) によると、2021年8月よりノースカロライナ州ウィルミントンで撮影に入る予定。
撮影所となるEUE/スクリーン・ジェムズで始動する。
■リリース情報
正式な配信日は発表されていないが、2022年の到着になる予定だ。
限定シリーズ「エコーズ」は全7話(各60分)のエピソード構成で、2022年8月19日よりNetflixで独占配信開始。
作品ページ・予告編は▶︎こちらから
[Photo]Matt Bomer and Michelle Monaghan – Pictures: Getty Images