近年その高いクオリティとストーリーテリングの豊かさが評判を呼び、 “ドイツ製作” のNetflixオリジナル作品は多くの映画・ドラマファンを魅了している。
中でも批評家たちから絶賛レビューが相次いだ「ダーク」や「バーバリアンズ」、そして今年のエミー賞で監督賞を受賞した「アンオーソドックス」で勢いが増し、ドイツ産タイトルにはこれまで以上の期待が掛かっている。
ここでは、2021年に登場するドイツ発のNetflixオリジナル作品を紹介する。COVID-19の世界的流行により製作スケジュールに影響を与え2022年に延期する可能性もあるが、現在公式発表している多彩なラインナップは以下のとおりだ。
2021年Netflix新作
オリジナル ドイツ映画
■Blood Red Sky(原題)
NY行きの旅客機がテロ集団によりハイジャックされ、息子を守るため抑圧していた超能力を使い阻止しようとする。監督はペーター・トアヴァルト。
■Black Island(原題)
生徒と教師の運命的な出会いを描いたサスペンス・スリラー。
2021年Netflix新作
ドイツ発 TVシリーズ
■Kitz(原題)
オーストリアのキッツビューエルを舞台に19歳のリージが金と快楽に満ちた堕落した世界を描くミステリードラマ。『ゴシップガール』『プリティ・リトル・ライアーズ』ファンは必見のティーン向けシリーズ。
■トライブス: 明日を拓きし者
時は2070年。世界的大惨事の後、無数の極小国が大陸をめぐる覇権争いを繰り返す中、3人の兄弟がヨーロッパ大陸の運命を変えるべく立ち上がるアクション・アドベンチャー。
■ハウスボードが紡ぐ音
DIY好きにはたまらないドキュメンタリー番組。ドイツのミュージシャンであるオッリ・シュルツとYouTuberのフィン・クリーマンがハウスボードの改装にトライする。
2021年に戻ってくる!
ドイツ発 TVシリーズ
■ドラッグ最速ネット販売マニュアル(シーズン3)
実話を基にした人気フィクションドラマが2021年帰ってくる。自室のコンピューターでドラッグのネット販売を始めたオタク男子をマクシミリアン・ムントが演じる。
■バイオハッカーズ(シーズン2)
医学部の新入生が家族に起きた悲劇の真相を突き止めるため教授に接近するスリラードラマ。シーズン1の配信後すぐに更新が決まり人気の高さを証明している。