次なるスターは誰?「サイモン・コーウェル: Who’s The Next?」がNetflixに登場!─新ボーイズグループ誕生の瞬間を目撃せよ


世界的音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルが、再び“次のスター”探しに乗り出した。

Netflixの新ドキュメンタリーシリーズ「サイモン・コーウェル: Who’s The Next?」(原題:Simon Cowell: The Next Act)では、ロンドン、ダブリン、リヴァプールで行われた大規模オーディションの模様と、未来のボーイズバンド誕生までの過程が描かれる。


たなボーイズバンド誕生への道

[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

本作は、現在Netflixで配信中のドキュメンタリーシリーズ。コーウェルと音楽業界の仲間たちが、若き才能を求めて公開オーディションを敢行する。

1,000人を超える応募者の中から選ばれたのは、15歳から19歳までの16人。彼らは次のステージとしてマイアミへ向かい、グループとしての相性やハーモニー、スター性を試されることになる。

─マイアミ合宿で問われる“化学反応”

多くが初めてアメリカの地を踏む中、候補生たちは共同生活とレッスンを通じて、個の才能だけでなくチームとしての完成度を磨いていく。求められるのは歌唱力だけではない。ステージ上での存在感、個性、そして何よりも“グループとしての化学反応”だ。

果たして、コーウェルが手がけてきた成功グループの系譜に名を連ねる存在は生まれるのか─。


終候補16人の中から選ばれた7人

厳しい選考を経て、特に高い評価を得た7人のメンバーを紹介。

クルーズ
(Cruz/19歳・イングランド出身)
───────────
幼少期には『モータウン: ザ・ミュージカル』で若き日のマイケル・ジャクソンを演じた経験も。人を喜ばせることに情熱を燃やし、「歌い、魅せることこそ一生の仕事」と語る。影響源はブルーノ・マーズ。最近はドレイクを聴き込み自身の表現を磨いている。

\Follow Cruz/
ダニー
(Danny/16歳・イングランド出身)
───────────
音楽とは無縁の家庭に育ったダニーの才能を見抜いたのは叔母だった。8歳で芽生えた歌への情熱は、母に押し出される形で一気に花開く。カリスマ性と実力で存在感を示し親友のジョシュと共に最終候補へ。今はサム・フェンダーの楽曲を聴きながらその感性を磨いている。

\Follow Danny/
ヘンドリック
(Hendrik/19歳・イングランド出身)
───────────
11歳から歌い続けてきたヘンドリックは、プロの歌手である母の背中を見て育った。学校でギターを手にし、音楽を自分のものにしていく。TikTok経由の誘いに「失うものはない」と応じたその一歩が転機となり、冷静さと包容力で“兄貴分”の存在感を放っている。

\Follow Hendrik/
ジョン
(John/17歳・イングランド出身)
───────────
大聖堂合唱団への抜擢が、ジョンにとって才能を自覚する瞬間だった。歌うことは幼少期から日常であり、やがて人前で音楽を分かち合う歓びへと変わっていく。目指す先にあるのは、ダニエル・シーザーのような表現者としての未来だ。

\Follow John/
ジョシュ
(Josh/17歳・イングランド出身)
───────────
親友ダニーと並んで現れたジョシュは即座に空気を変えた。歌歴わずか2年、部屋で歌ってきただけの少年は、マイアミでの迷いと坊主頭への決断を経て一変する。憧れはワン・ダイレクション。今はジャスティン・ビーバーを聴き込みながら自分の声に自信を刻み込んでいる。

\Follow Josh/
ニコラス
(Nicolas/16歳・ポルトガル出身)
───────────
評価が割れる中で光ったのは、ジョージ・マイケルを思わせる存在感だった。8年以上歌い続けてきたニコラスにとって、コーウェルとの出会いは“人生最大の好機”。憧れはニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック。その高みを見据え一歩ずつ歩みを進めている。

\Follow Nicolas/
ショーン
(Seán/18歳・アイルランド出身)
───────────
ショーンが自分の才能を信じたのは12歳の舞台だった。迷いを越え「これが自分の人生だ」と一歩を踏み出す。“二重関節の親指”で鍵盤を操り、耳を傾けるのは音楽史のレジェンドたち。その声は覚悟とともに磨かれていく。

\Follow Seán/
[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

🤫以下、ネタバレ注意🤫

当初、サイモン・コーウェルは4〜5人編成のボーイズバンドを想定していた。しかし選考を重ねる中で、それぞれが持つ個性と相互作用の可能性を前に判断は変わる。

最終的に彼が下した決断は、最終候補に残った7人全員にゴーサインを出すというものだった─。


ビュー直後に公開された初のミュージックビデオ

[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

番組開始から間もなく、7人組ボーイズバンド〈December 10〉は早くも最初のミュージックビデオを公開した。楽曲はボーイズバンドNSYNC(イン・シンク)の代表曲『Bye Bye Bye』のカバー。撮影はロンドンの名門スタジオ、メトロポリス・スタジオで行われた。

番組名のローンチ日をそのままバンド名に冠し、わずか1週間足らずで映像作品を世に出す──そのスピード感は、彼らが“企画段階”ではなく、すでに実動するアーティストとして走り出していることを強く印象づけたのだ。


イモンを支える音楽業界の精鋭たち

[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

新バンド結成の裏側には、コーウェル一人だけではなく音楽業界の第一線で活躍してきた実力者たちの存在がある。審査や育成を担うのは以下の面々だ。

  • サヴァン・コテチャ
    ワン・ダイレクションをはじめ、アリアナ・グランデ、アッシャー、ブリトニー・スピアーズらに楽曲を提供。累計3億7,500万枚以上のセールスを誇る。
  • カミル
    グラミー受賞歴を持つシンガーソングライター兼プロデューサー。“若者の声”を担う存在として審査に参加する。
  • ピート・ウォーターマン
    音楽オーディション番組『ポップアイドル』の初期から番組を支えてきた重鎮であり、コーウェルの長年の盟友。
  • ロバート “RAab” スティーヴンソン
    ジャスティン・ティンバーレイクやリアーナらを指導してきたボーカルコーチ。7人にハーモニーと自信を叩き込む。
  • ジュリアン・ブネッタ
    ワン・ダイレクションやテディ・スウィムズと仕事を重ねてきた作曲家。マイアミ合宿終盤の重要な判断に関与する。
  • ジェイソン “プー・ベア” ボイド
    ジャスティン・ビーバー作品で知られるヒットメーカー。マイアミのレコーディング現場で彼らの可能性を引き出す。

“辛口審査員”の先にあるサイモン・コーウェルの真骨頂

[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

2001年以降、『ポップアイドル』『アメリカン・アイドル』『Xファクター』『ブリテンズ・ゴット・タレント』など数々の音楽番組で審査員を務めてきたサイモン・コーウェル

辛辣なコメントで知られる一方、その本質は“才能を見抜き、育て、世に送り出す” プロデューサー力にある。
彼が経営する制作会社Syco Entertainmentからは、ワン・ダイレクション、リトル・ミックス、フィフス・ハーモニーといった世界的グループが誕生してきた。

果たして〈December 10〉は、名だたる成功グループに続く存在となるのか。その答えへ至る道のりを、番組は克明に追っていく─。


才能、努力、そして運命が交差するドキュメンタリー番組「サイモン・コーウェル: Who’s The Next?」は全6話のエピソード構成で、2025年12月10日よりNetflixで独占配信開始。

作品ページ・予告編は▶︎こちらから

コメントを残す

CAPTCHA