狂気の実話「モンスター: エド・ゲインの物語」がNetflixでドラマ化 ─キャスト、あらすじ、リリース情報まとめ


──第一弾『ダーマー』、第二弾『モンスターズ: メネンデス兄弟の物語』に続く第三弾…ついに “ホラーの元祖” が姿を現す。

[Source Images] ©︎ 1997-2025 Netflix,Inc.

ライアン・マーフィーとイアン・ブレナンが手掛けるNetflixアンソロジーシリーズの3作目「モンスター: エド・ゲインの物語」(原題:Monster: The Ed Gein Story)が2025年10月3日に満を持して登場。

アメリカ犯罪史上最も残忍な殺人犯、そして墓荒らしとして悪名をとどろかせたエド・ゲインを描く。主演は『パシフィック・リム』『サンズ・オブ・アナーキー』で知られるチャーリー・ハナム。1950年代ウィスコンシンで実際に起きた残酷な事件をもとに、“狂気”と“人間性”の境界が暴かれる─。


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時は1950年代、舞台はウィスコンシン州の凍てついた地方の町。

一見、温厚な孤独者として暮らしていたエディ・ゲインは、裏で恐るべき秘密を抱えていた。彼の暮らす老朽化した農場の中には、想像を絶する“死の館”が存在していたのだ。

孤独や精神の病、そして母親への歪んだ執着から生まれた常軌を逸した犯罪…。新たなモンスター像を作り上げ、その後何十年もハリウッドに影響を与え続けることとなった。

ゲインが遺した闇は、『サイコ』『悪魔のいけにえ』『羊たちの沈黙』といった名作ホラーの礎となり、アメリカ文化に“怪物”という概念を刻みつけた。

ゲインはただの殺人鬼ではない。彼はモダンホラーの設計図そのものだ。

ファーストルック公開!


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サンズ・オブ・アナーキー』『クリムゾン・ピーク』で知られるチャーリー・ハナムが、実在の殺人鬼エド・ゲイン役に挑む。

『できる限りエドの本質に迫り、彼という人間を正当に描きたかった』とハナムはTudumに語っている。『これは、彼が何をしたかではなく、どんな人間だったのを描いた物語なんだ。極めて人間的で、決して目を背けられない作品だと思っている』

その言葉どおり、「モンスター: エド・ゲインの物語」は単なる猟奇犯罪にとどまらない。それは、人間の心の闇に潜む“怪物の誕生”を、冷徹にそして詩的に描く試みだ。

モンスターは生まれながらの存在ではない──それを創り出すのは、私たち自身だ。


ドラマのキャストは、まさに豪華そのもの。
エド・ゲイン役のチャーリー・ハナムを筆頭に、ハリウッドの実力派と新世代スターが入り混じるこの布陣がゲインの “地獄の系譜” を描き出す。

エド・ゲイン 役
ウィスコンシン州の田舎で母親と暮らす、一見おとなしい青年。だがその正体は、連続殺人犯、墓泥棒、サイコパス…その異常性はのちに “プレインフィールドの屠殺人” と呼ばれる
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チャーリー・ハナム
Charlie Hunnam
出演作:『サンズ・オブ・アナーキー』『REBEL MOON — パート1: 炎の子』
オーガスタ・ゲイン 役
息子エドの人生を支配し続けた存在。その影響力は悪名高い子どもに匹敵するほどだ
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ローリー・メトカーフ
Laurie Metcalf
出演作:『レディ・バード』『JFK』『ロザンヌ』
アデライン・ワトキンス 役
エドと同じ孤独を抱える若き女性。死への執着が、二人の運命を狂気へと導いていく
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スザンナ・サン
Suzanna Son
出演作:『レッド・ロケット』『フィアー・ストリート: プロムクイーン』
アルフレッド・ヒッチコック 役
サスペンスの巨匠にして、映画史を変えた伝説的監督。『裏窓』『めまい』などの名作を手がけ、『サイコ』で“恐怖”の概念を塗り替えた
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トム・ホランダー
Tom Hollander
出演作:『プライドと偏見』『イン・ザ・ループ』
アルマ・レヴィル 役
ヒッチコックと創造を共にした知性の伴侶。脚本家・編集技師として『断崖』『疑惑の影』『バルカン超特急』などの名作を夫と共に生み出し、その鋭い感性でサスペンスの黄金時代を築いた
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オリヴィア・ウィリアムズ
Olivia Williams
出演作:『シックス・センス』『17歳の肖像』『天才マックスの世界』
イルゼ・コッホ 役
“ブーヘンヴァルトの魔女”として悪名を轟かせたナチス犯罪者。エドの歪んだ欲望を刺激した存在であり、劇中では彼の幻想の中にのみ現れる
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ヴィッキー・クリープス
Vicky Krieps
出演作:『ファントム・スレッド』『ベルイマン島にて』
バーニス・ウォーデン 役
プレインフィールドの静かな町で暮らす穏やかな女性。やがてエドの異常な執着の標的となる
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レスリー・マンヴィル
Lesley Manville
出演作:『家族の庭』『ファントム・スレッド』
エヴリン 役
ベビーシッターをしている若く無邪気な女性。純粋さゆえに狂気に巻き込まれていく、悲劇の象徴
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アディソン・レイ
Addison Rae
出演作:『ヒーズ・オール・ザット』『サンクスギビング』
アンソニー・パーキンス 役
『サイコ』でノーマン・ベイツを演じ、映画史に残る“恐怖の顔”を生み出した若き俳優
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ジョーイ・ポラーリ
Joey Pollari
出演作:『アメリカン・クライム』『スカイランナー』
ウォーデン保安官代理 役
殺人事件の被害者 バーニスの息子であり、プレインフィールドの警察官
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チャーリー・ホール
Charlie Hall
出演作:『モンスターズ: メネンデス兄弟の物語』
シュリー保安官 役
悪夢に覆われた街で、秩序と正義を保とうと奮闘する
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タイラー・ジェイコブ・ムーア
Tyler Jacob Moore
出演作:『SEAL Team/シール・チーム』『シェイムレス 私たちに恥はない』
トビー・フーパー 役
エドの狂気に触発され、『悪魔のいけにえ』を生み出した革新の監督
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ウィル・ブリル
Will Brill
出演作:『The OA』『マーベラス・ミセス・メイゼル』
ミルドレッド・ニューマン医師 役
精神科施設の責任者。エドの心理を分析し狂気の実態に迫る
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ミミ・ケネディ
Mimi Kennedy
出演作:『ミッドナイト・イン・パリ』『イン・ザ・ループ』
エニッド・ワトキンス 役
アデラインの母。娘の孤独と苦悩を見守り続ける忍耐強い女性
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ロビン・ワイガート
Robin Weigert
出演作:『デッドウッド』『Smile スマイル』

ライアン・マーフィーとイアン・ブレナンがまったく新しい視点で手がけるアンソロジーシリーズの第三弾「モンスター: エド・ゲインの物語」は、全8話のエピソード構成で、2025年10月3日よりNetflixで独占配信開始。

現代ホラーの起源にして、最も恐ろしい“真実”が、再び世界を震撼させる。

作品ページ・予告編は▶︎こちらから

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