次々と驚きの展開が待ち受けるSFサスペンスドラマ「MANIFEST/マニフェスト」が、7月よりNetflix JPでも配信され早くも〈TV番組TOP10〉入りを果たす人気ぶり!
既に報道があるように、同番組はシーズン3で一度打ち切られたが Netflixの救済により復活が実現。いよいよ4作目にあたるファイナル・シーズンに向け本格始動している。
ここでは、シーズン4のキャストやリリース情報などこれまでに判明していることを一挙紹介している。
■シーズン4 実現までの道のり…
マニフェストの物語は、2018年米NBC局のパイロット版によって828便さながら大きく羽ばたいた。
放送後は、NBCの9番目に位置する高視聴率番組として台頭し、早々にシリーズ継続へ意欲を燃やした。しかし、同局は2つのシーズンを発注したものの、視聴率は時間の経過とともに低下…。シーズン1に1261万人(平均視聴者数)いた視聴者はシーズン3の放送開始には半分以下になったと言われている。
その後、NBCはシーズン3の最終回(2021年6月10日)に番組のキャンセルを発表した。製作会社のワーナーブラザーズテレビジョンは最後の試みとして、米国とカナダのNetflixでシーズン1&2をライセンスし、露出を高める施策を打った。
するとNetflixに投下されるや否や、NetflixのTOP10に何週間もランクインし、視聴者のみならずメディアでも大きな反響を呼ぶほど急成長を遂げることに。それ以降、米国で94日間、カナダで78日間TOP10にランクイン(2021年9月17日時点)するなど、“2021年の夏、米国で最も話題になった番組” と紹介する記事も多く出回ったという。これは復活に向けての大きな一歩であり、協議を始めるには十分な理由であった。
この勢いでNetflixはシーズン3を2021年8月21日に追加。2021年6月27日から9月12日の間に、米国とカナダだけでシーズン1~3が2億1452万時間視聴されたことを明らかにしている。
そして番組は最終的にNetflixへと引き継がれ、2021年8月28日、最終章となるシーズン4の制作が正式に発表された。
NetflixのグローバルTV部門責任者であるBela Bajaria氏は『ファンの熱意はいつも驚かされるが、実際に目にするメールやツイートではなく、視聴者数がすべてなのです』と話す。『番組を救うには、まずファンの視聴が必要なのです。彼らの熱量やキャラクターへの愛情にはもちろん感謝していますが、視聴こそが番組を救ったのです』と続けている。
■Netflixへ移行後も豪華製作陣はそのまま続投!
最終シーズンも引き続き、ショーランナー・脚本・製作総指揮はジェフ・レーク(『トゥモロー・ピープル』『ママさん刑事 ローラ・ダイヤモンド』『ビューティ&ビースト/美女と野獣』)が務める。
その他、製作総指揮は、ロバート・ゼメキス、ジャック・ラプケ、ジャクリーン・レヴィン、レン・ゴールドスタインが続投。エピソード監督には、ロメオ・ティローン、ジョシュ・ダラスが担当する。
製作会社は、ワーナー・ブラザース・テレビジョン、コンパリ・エンタテインメント、Netflixプロダクション、ユニバーサル・テレビジョンが参加し番組を支えている。
■シーズン4のスニークピークが解禁!
初公開された2分強のクリップ映像では、ミカエラ・ストーン(演:メリッサ・ロクスバーグ)が、コンテナを調査するためにニューヨーク郊外の造船所に向かう様子が映し出されている。
彼女は作業員に扮し造船所を通り抜け目的地に辿り着くが…そこには、腕に “Stone 828” と刻まれた密航者に遭遇するのだった─!
▼クリップをチェックしよう
■シーズン4の出演者は誰?
─誰が戻ってきて、誰が新たに登場するのか?
更新を取り巻く大きな問題の一つは、一度解散したキャストを再集結させることだろう。キャストの大半が契約を満了していたため、彼らが続投できるかはリニューアルする上で特に重要視した点であると言われている。
まず最初に復帰が確定したのは、メリッサ・ロクスバーグ(ミカエラ・ストーン 役)、ジョシュ・ダラス(ベン・ストーン 役)、J・R・ラミレス(ジャレッド・バスケス 役)の3人!
その後、ルナ・ブレイズ(オリーブ・ストーン 役)、パルヴィーン・カウル(サンビ・バール 役)、ホリー・テイラー(アンジェリーナ・マイヤー 役)、マット・ロング( ジーク・ランドン役)の再登場が決定した。
また、カルの大人になった姿が話題のタイ・ドラン(カル・ストーン 役)、NSAの長官ダリル・エドワーズ(ロバート・バンス 役)はレギュラーキャストに昇格している。
一方、重要なキャラクターのひとりカル・ストーン役のジャック・メッシーナは、出演の交渉中と報道されていたが最終的に離脱した。また、アシーナ・カーカニス(グレース・ストーン 役)はシーズン3で殺されたためリストから外されている。
新キャラクター情報
シーズン4でも、物語の鍵となる828便の乗客が続々と登場。現在判明しているキャラクターは以下のとおり。
- ヘンリー・キム
828便の乗客でアジア人男性。シンガポールで拘束されていた記録がある。 - カイル・ボイド
828便のもう一人の乗客。ホピ族出身の先住民で白人。 - テラとジューン
テラはシンネコックインディアンの先住民。ジューンはホピ族の先住民で病床に伏している。
■シーズン4のリリース情報
シーズン4は全20話のエピソード構成で進められており、前半と後半の2部構成(10話ずつ)になることが発表されている。
ショーランナーのジェフ・レークが、ホラー小説の大御所スティーヴン・キングの『いつ復活するの?』というツイートに反応し、『11月と聞いてるよ』とコメントしていることから、最初のパートは2022年11月にNetflixで配信される見込みだ。いずれにしても正式発表までもう少し待つ必要がある。
【2022.8.29 アップデート情報】
Netflixは、パート1を2022年11月4日に配信することを発表。『離陸に備え座席について!』と呼びかけ、多くの謎が解き明かされることを約束している。
【2022.11.4 アップデート情報】
現時点でパート2のリリース日は確定していないが、2023年の配信になることが分かっている。
パート1は、828便の乗客が〈帰還した日である11月4日〉に設定されたため、もしNetflixが番組の重要な日付とリンクさせる場合、パート2は828便が〈行方不明になった日の4月7日〉に到着する可能性があると一部メディアで報じられている。
続報をもうしばらくお待ち下さい!
【2023.4.7 アップデート情報】
Netflixは、最終エピソード(10話分)となるパート2を2023年6月2日に配信することを発表!この日付は、乗客たちの死を予言するXデー〈2024年6月2日〉に関連付けたもので重要な意味を示している。
そしてこのニュースを発表した4月7日も、前途で述べたように特別な意味があるのだ。
ショーランナーのレークはパート2配信に向け『意外な人物が彼らを救う鍵になるかもしれないよ』と、最終回でファンが驚くであろう人物にイーガン(演:アリ・ロペス=ソハエリ)の名を挙げている。
イーガンといえば、バンスの息子を人質に取るなど番組の中ではずっと何をするか分からない人物だった。『なんだかんだこの男には層がある』この意味深な発言にも注目したい。
米Varietyによると、撮影は暫定的に2022年9月20日に終了予定で、前半の撮影は2022年4月にクランクアップを迎えているという。
制作側は大幅な予算増を図っており、1エピソードあたり400万ドル〜500万ドルと言われていた従来の価格を『はるかに上回る』と関係者は吐露。より豪華で壮大なものになることを示唆している。
■シーズン5以降を制作しない理由
ここでひとつの疑問…なぜNetflixは1つのシーズンしか更新しないのか、ということだ。
Hollywood Reporterによると、もともとジェフ・レーク側が、Netflixの幹部に対して番組を締めくくるための『小、中、大の3つの選択肢を提示をした』というのだ。彼は『2時間の映画、全6話の限定シリーズ、そしてフルシーズン』を挙げ、当然Netflixは3番目を望み、それは実現。当初ジェフ・レークは6つのシーズンを計画していたとも言われているが、果たしてどのように締め括るのか期待は膨らむばかり。
シーズン3では更に多くの謎や説が唱えられ、残り1シーズンで回収できるのか…とファンは不安と希望が入り混じる思いであろう。
─ 政府の陰謀なのか、宇宙人の仕業なのか、はたまたブラックホールが原因なのか、それとも乗員はすでに死んでいるのか…?
ひとつだけ確かなことは、シーズン4がこうした疑問に終止符を打つということだ。
続報をお楽しみに!
作品ページ・予告編は▶︎こちらから
オカルト部分の回収が興味津々。
ジェイスが陸地で期限切れで溺死とか、、、どんな力が働くとそーなるんだか、、、
シーズン4の後があるかの様な感じで終わったのでいつか楽しみだったが無いようで残念です。
こんなにそれぞれのキャラに思い入れのあるドラマは初めて。まだ続いて欲しい。そしてハッピーエンドを願わずにいられない。