放送テレビジャーナリスト協会によって選出される、第3回『Critics Choice Real TV Awards』(クリティクス・チョイス・リアルテレビ・アワード)のノミネートが現地時間6月2日に発表された。
同賞は、放送局、ケーブル局、ストリーミング配信における全てのプラットホームから、優れたノンフィクション、台本なし、リアリティ番組に与えられる賞で、今年はNetflixの人気番組「ル・ポールのドラァグ・レース」が5部門の最多ノミネートを獲得した。
同番組は、【ベスト・コンペティション・シリーズ部門】【台本なしシリーズにおけるベスト・アンサンブル・キャスト部門】【ベスト・ショーホスト部門(ル・ポール)】【男性スター・オブ・ザ・イヤー(ルポール)】【女性スター・オブ・ザ・イヤー部門(ミシェル・ヴィサージュ)】にノミネートされており、『クィア・アイ (Netflix)』や『トップ・シェフ (Bravo)』『Taste the Nation with Padma Lakshmi (Hulu)』の競合を抑えてトップに輝いた。
ちなみにストリーミング配信に絞った候補作では、Netflixが計22部門のノミネートを獲得し首位を飾っている。続いて、『HBO/ HBO Max』が14部門、『Food Network / Food Network Kitchen』が6部門、『VH1』が6部門、『National Geographic / Nat Geo WILD』が5部門、『Discovery Channel / discovery+』が5部門のノミネートとなった。(全作品のノミネート一覧は▶︎こちら から)
放送映画批評家協会のCEOであるジョーイ・バーリンは、『プラットフォームの数が増え続ける中、台本のないテレビ番組の質は飛躍的に向上しています。特に昨年末あたりから需要が伸び、これほど多くの素晴らしい作品を表彰できることに感激しています。』と、受賞式を前に喜びを述べた。
尚、【男性スター・オブ・ザ・イヤー】【女性スター・オブ・ザ・イヤー】の2部門はファン投票によって決定される予定だ。投票は▶︎こちらから(※締め切りは6月20日)
すべての受賞者は6月21日(現地時間) に発表される。
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